アイテム編第六回「変若水」解説の参考資料③
初見の方はこちらからどうぞ！
資料紹介はこちらで最後かな？
動画の最後にご紹介した「アカリヤザガマ」
の話は、こちらを参考にしました。
ニコライ・ネフスキー作「月と不死」
ロシアの民族学者で、奥様は日本人だったそうです。
リンク先では、動画内では触れなかった事に関し
幾つか興味深い事も述べられていますね。
動画内でお話しした宮古島の神話に関する補足として
月と太陽は夫婦であると語られています。
月が女性、太陽が男性であると。
もとは月の方が明るかったそうなのですが、
それに嫉妬した太陽が泥に突き落としたため
現在の様に太陽の方が明るくなったとの事。
…って事は月どんだけ明るかったんですかね…ｗ
それよりも見て頂きたいのがリンク先の後半部分。
アカリヤザガマのエピソードの続きが語られています。
それによると、人はシニミズを浴びてしまったが
少しでも長生き(若がえり)できるようにと
若水を送るようになったとの事。
井戸から初めて汲む水の事で、邪気を祓うそうです。
これが「ヲチ」に「変若」という漢字を当てる
由来なのかーなんて思ったんですが…
明らかに関係はあると思うんですけど、
ちょっと繋がりが上手く説明できないなと。
若水ってのは別に沖縄の信仰じゃないんです。
必ず「興り」がある訳なんですが、
そこが何なのか確証を得られなかったんですよね。
ちょっと上手くまとめられる自身が無かったので
動画内での言及は避ける事としました。
それに今回のオチは「月と蛇見る不死性と変若水」
だったので、若水信仰は触れなくてもまとまるなと…
さて、一通り資料開示は出来ました。
こんな風に動画内では語らなかった内容も
ブログで補足していきたいと考えております。
宜しければ動画共々、ご覧頂けますと幸甚です。
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